【システムの起動】
Lesson7では、システムの初期化について紹介します。電源を入れてからシステムが
ブートするまでの流れやinit管理に関する項目などをお伝えします。
GRUBに関する項目や、initランレベルに関してご説明いたします。
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| ・Lesson1 | 基本的な操作 |
|---|---|
| ・Lesson2 | カーネル |
| ・Lesson3 | ファイルシステム |
| ・Lesson4 | ユーザ管理 |
| ・Lesson5 | ローカルセキュリティ |
| ・Lesson6 | 高度なパーティショニング |
| ・Lesson7 | システムの初期化 |
| ・Lesson8 | パッケージ管理 |
| ・Lesson9 | 印刷とオートマウント |
| ・Lesson10 | ネットワーク設定 |
| ・Lesson11 | ネットワークセキュリティ |
| ・Lesson12 | ファイル共有 |
| ・Lesson13 | WEBサーバ |
| ・Lesson14 | メールサーバ |
| ・Lesson15 | トラブルシュート |
【システム起動までの流れ】
システムは下記のような流れで起動します。

図1 bootイメージ図
電源が入るとマザーボードのファームウェア(BIOS)を起動し、そのBIOSが 起動するデバイスを探します。CD-RやDVD等が挿入されていなければH/Dの MBR(マスターブートレコード)を読み込みます。
MBRにインストールされているブートローダ(GRUB)がメモリに展開されている kernelを読み込み、kernelから各init経由でサービスが起動するという流れ になります。
root (hd0,0)
kernel /vmlinuz-2.6.18-8_el5 ro root=LABEL=/ rhgb quiet
initrd /initrd-2.6.18-8_el5
boot時に正常にMBRを読み込むと上記のようなメニューが表示されます。
これは/boot/grub/grub.confの内容になります。
grub.confの内容が違っていたり、rootのLABELが誤って
いたりすると正常にbootできませんので、注意が必要です。
何らかの影響でinitrdファイルが破損していたり、無くなっている時などは下記コマンドで
再作成できます。
mkinitrd /boot/initrd-2.6.18-8_el5.img `uname -r`
【inittab】
カーネルが正常に起動すると、下記の流れで起動します。

図2 init
initは全プロセスの親プロセスになります。initは初期ランレベルやシステム初期化 スクリプトなどを読み込みますが、それらは/etc/inittabに記述してあります。 /etc/inittabの設定がおかしかったり、ファイル自体が壊れている 場合はシングルユーザもしくはEmergencyモードで起動しリストアする必要があります。
/etc/inittabの設定が正常なら、設定してあるランレベルで OSが起動します。各ランレベルの意味は下記になります。
| ランレベル | |
|---|---|
| 0 | 停止 |
| 1 | シングルユーザモード |
| 2 | マルチユーザモード(NFS無し) |
| 3 | マルチユーザモード |
| 4 | 未定義 |
| 5 | グラフィカルログイン |
| 6 | 再起動 |
| S:single | シングルユーザモード |
| emergency | rc.sysinitを回避しsulogin |
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