ローカルセキュリティ

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【パーティション管理】

lesson6  Lesson6では、高度なパーティショニングについて紹介します。RaidやLVMといった 実運用で役立つ機能について学んでいきます。


 SoftwareRaid作成コマンドや、LVMの作成及び管理コマンドなどに関してご説明いたします。


<各章へはこちらから>
・Lesson1 基本的な操作
・Lesson2 カーネル
・Lesson3 ファイルシステム
・Lesson4 ユーザ管理
・Lesson5 ローカルセキュリティ
・Lesson6 高度なパーティショニング
・Lesson7 システムの初期化
・Lesson8 パッケージ管理
・Lesson9 印刷とオートマウント
・Lesson10 ネットワーク設定
・Lesson11 ネットワークセキュリティ
・Lesson12 ファイル共有
・Lesson13 WEBサーバ
・Lesson14 メールサーバ
・Lesson15 トラブルシュート


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【SoftwareRAID】

 ソフトウェアRAIDとは、複数のDiskやパーティションを論理的に1つにし、 パフォーマンスの向上や冗長性を図る技術です。 RAID
図1 RAIDイメージ図


RAIDには、いくつかの方式がありますが、代表的なのが図1の3つです。

【RAID0】
 ストライピングと呼ばれ、2つ以上のDiskを論理的に1つにし、複数のDiskにデータを分散して同時に書き込んで 行く事により処理速度を速める方式です。処理速度は高まりますが、1つのDiskが破壊した場合 データの修復ができず、冗長構成は実現できません。

【RAID1】
 ミラーリングと呼ばれ、同じ容量のDisk及びパーティション2つに、全く同じデータを 同時に書き込んでいく方式です。全く同じデータを書き込んでいるため、片方のDiskが 破壊されても、もう片方のDiskでデータの復旧が可能です。しかし、同時に同じデータ を書き込むため処理速度は遅くなります。

【RAID5】
 ストライピングwithパリティと呼ばれ、3つ以上のDiskで構成され全てのDiskにパリティ と呼ばれるデータを分散して配置します。それにより1つのDiskが破壊した時もデータの 復旧が可能となり冗長構成を実現する事ができます。


 SoftwawreRAIDはインストール時に設定出来ますが、コマンドからも操作可能です。

mdadm
mdadm -C RAIDデバイスを定義します。
例)3つのデバイス/dev/md0にRAID1を構築する。2本のミラーリングで 1本はスペアの設定。
mdadm -C -a yes -l 1 -n 2 -x 1
例)2つのデバイス/dev/md0にRAID0を構築する。
mdadm -C -a yes -l 0 -n 2
mdadm --detail RAIDデバイス情報を確認する。
例)/dev/md0の状況を確認
mdadm --detail /dev/md0
参考 RAIDの確認は/proc配下のmdstatでも確認可能です。

 ACLを設定するにはパーティションにACLの設定が必要ですが、インストール時に 設定したパーティションにはデフォルトでACL設定が可能となっています。

【LVM】

 論理ボリュームマネージャ(LVM)を使用することで、複数のDiskを管理することが でき、システムをシャットダウンすることなく領域の拡張や縮小を実行することが出来ます。
LVM
図2 LVM


例)双方とも1GBの/dev/sda5/とdev/sda6に、2GBのLVM領域を作成する方法。
VG名は『vg0』、LV名は『lv0』とする。


①PhysicalVolumeを作成。
# pvcreate /dev/sda{5,6}
# pvdisplay ←確認コマンド


②VgGroupを作成。
# vgcreate vg0 /dev/sda{5,6}
# vgdisplay ←確認コマンド


③LogicalVolumeを作成。
# lvcreate -L 2G -n lv0 vg0
# lvdisplay ←確認コマンド


④LVMにファイルシステムを作成する。
# mke2fs -j /dev/vg0/lv0


LVM領域を作成したらlvextendコマンドで領域の拡張、 lvreduceコマンドで領域の縮小が可能になります。


領域の拡張はオンラインで操作可能ですが、縮小は一度領域をアンマウントする 必要があります。



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