【カーネル操作】
Lesson2では、カーネルに関してお伝えします。Linuxのコアプログラムであるカーネル
のモジュールに関する知識や、カーネルイメージの種類に関して知識を深めていきたいと
思います。
カーネルモジュールの確認方法や追加方法、/procの役割などをご説明いたします。
| <各章へはこちらから> | |
| ・Lesson1 | 基本的な操作 |
|---|---|
| ・Lesson2 | カーネル |
| ・Lesson3 | ファイルシステム |
| ・Lesson4 | ユーザ管理 |
| ・Lesson5 | ローカルセキュリティ |
| ・Lesson6 | 高度なパーティショニング |
| ・Lesson7 | システムの初期化 |
| ・Lesson8 | パッケージ管理 |
| ・Lesson9 | 印刷とオートマウント |
| ・Lesson10 | ネットワーク設定 |
| ・Lesson11 | ネットワークセキュリティ |
| ・Lesson12 | ファイル共有 |
| ・Lesson13 | WEBサーバ |
| ・Lesson14 | メールサーバ |
| ・Lesson15 | トラブルシュート |
【カーネルの種類】
現在では様々な種類のカーネルが提供されています。なぜ様々な種類のカーネルが 用意されているかというと、一般的には一つのカーネルに多くの機能を組み込んでしまうと、 モジュール数が増えすぎてしまうため、各プロセッサに応じたカーネルが用意されている とされています。
図1
カーネルのモジュールは/lib/modules/`uname -r`/配下に格納されます。
モジュールは動的にロードやアンロードが可能で、ドライバの追加やファイアウォールの実現も
このモジュール操作で可能になります。
【モジュール制御コマンド】
| モジュール制御 | |
|---|---|
| lsmod | ロードされているモジュールを一覧表示 |
| modprobe モジュール名 |
モジュールを追加 insmodコマンドと異なり、モジュールの 依存関係も自動でロードできる為こちらが推奨 |
| modprobe -r モジュール名 | モジュール削除 |
| modinfo モジュール名 | モジュール情報表示 |
【proc】
/proc以下のファイルは、カーネルやハードウェアや実行中のプロセスを人間が 見て理解できるような形式で表示している、仮想ファイルシステムです。
/proc配下のファイルには読み取り専用のファイルと書き込み可能なファイルが存在します。
| 読み取り専用 | |
|---|---|
| /proc/cpuinfo | プロセッサ情報 |
| /proc/meminfo | メモリ情報 |
| /proc/partions | パーティション情報 |
| /proc/mdstat | ソフトウェアRaid情報 |
| 書き込み可能 | |
| /proc/sys/kernel/hostname | システムのホスト名 |
| /proc/sys/net/ipv4/ip_forward | IPフォワーディング |
書き込み可能なファイルは下記のように設定変更可能。
echo 1 > /proc/sys/net/ipv4/tcp_syncookies
もしくは
sysctl -w net.pv4.tcp_syncookies=1
しかし、再起動すると設定情報は元に戻る為、再起動後も設定を反映させるために は/etc/sysctl.confのパラメータを編集し sysctl -pコマンドを実行する必要がある。
【/devファイル】
/dev配下のファイルは、いわゆるドラバーのアクセスに使用されるファイルです。
図2
図3
| ブロックデバイス | |
|---|---|
| /dev/hdX | IDEハードディスク、CD-ROM |
| /dev/sdX | SCSI、SATA、USBストレージ |
| キャラクタデバイス | |
| /dev/ttyX | 仮想コンソール |
| /dev/zero,/dev/null | ソフトウェアデバイス |
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